吹屋ふるさと村べんがら・特産品・土産物の店(資)麻田百貨店
〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋715 TEL:0866-29-2311 FAX:0866-29-2312
 
ベンガラとは?
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ベンガラ和紙
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吹屋ふるさと村
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ベンガラ和紙製造工程

当店で販売しているベンガラ和紙は
岡山県郷土伝統的工芸品「横野和紙」で出来ています。


「横野和紙」とは、岡山県郷土伝統的工芸品のひとつ。歴史文献「正倉院文書」に、和紙名11カ国のひとつ「美作紙」として記録されており、この「美作紙」がのちの「横野和紙」となりました。「横野和紙」は、横野の滝から流れてくる清らかな水と、美作地方で豊富に採れる原料(三椏)を使い、昔ながらの道具と製法で現在も受け継がれています。また、この「横野和紙」を作っている工場はわずか3件、その中の一社である「上田手漉和紙工場:岡山県津山市」にて、製造をお願いしています。
製造の様子


みつまた
刈り取り

蒸し

皮剥ぎ
三 椏
刈り取り
蒸 し
皮剥ぎ
春早く黄色い花が一面に咲く。 葉の落ちる11月ごろから太い枝から刈り取っていく。 大きな束にして釜に要れ上からこしきをかぶせて蒸す。 蒸した原木から皮をむく。

黒皮干し
川につける

へぐり

煮熱

川晒し
黒皮干し
川につける
へぐり
煮 熱
川晒し
皮をむき直に干す。干した皮を黒皮という。 黒皮はこの川につけられる。 水に浸けて柔らかくした黒皮の薄い表皮を包丁でへぐって白皮にする。 水をはった釜に木灰をかきまぜ白皮を入れ2〜3時間煮る。 流水で不純物を洗い灰ぬきをする。

叩解
紙干し

紙すき

手きり
叩 解
紙すき
紙干し
手きり
この工程でベンガラをまぜる。昔は手で叩いていたが、今日ではビーターで叩解している。

水を入れた漉き槽に叩解した原料(紙素)を入れ、ねり剤のトロロアオイ(アオイ科の植物)を入れ1枚づつ漉きあげ、紙床に積み重ねる。

紙床から1枚づつはがして、はけで紙板にはり付けて、天日乾燥する。晴天で2〜3時間で乾く、干し上がった紙を選別する。 規格寸法に裁断し、完成。

 

 

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